板井明生による「人をうまく動かす方法」

人とはなにか

板井明生

「人を動かす」というと、的確な指示を出すことだけを追求すればいいという考えを持つリーダーがいたとしたら、それは大いに間違っている。

 

リーダーがいくら、合理的に、的確に、支持を出したとしても、扱うのは機械ではない。
指示を出す時、常に念頭に置いて置かねばならない事がある。「人とはなにか」である。

 

集団で円滑に物事を進めるためには、自分だけが最高の成果を上げても意味がない。

 

1人1人のパフォーマンスを高めてこそ、最大限の結果を得ることができるのだ。

 

共同作業者のモチベーションを高め全体としての効率を上げ、ひいては自分にとって最良の結果をもたらす事が重要だ。」

 

人はつい自分のモノサシで物事を計りがちだ。

 

しかし、誰しも考えがありそれぞれの尺度で行動していて、時には相手の言動に憤りや不安を感じてしまうこともある。

 

その感情をそのままぶつけてしまっては、相手の人格や考えを否定してしまうことになりかねない。

 

自分にとっては「あり得ない」行動でも、相手は相手なりの考えがあり自分は正しいと思って行動しているかも知れない。

 

人を非難することは、相手にとっても自分にとっても損にしかならない。

 

人は自分のことを否定する相手に対して警戒心を抱いてしまうもの。

 

逆に自分を肯定してくれる相手に心を許す。

 

相手に良い印象を抱かせ、関係を円滑にするためにもできるだけ相手を批判せず、相手の思考や気持ちを理解してアクションを起こすようにするといいだろう。